PAINTSTORM STUDIOの今後の実装予定とか

 PAINTSTORM STUDIO 1.31がリリースされました。
 今回の目玉はミラーツールでしょうか。
 クリスタでいうところの「対象定規」ですね。
 既存ツールから珍しい点は中心に行くに従ってブラシサイズが小さくなるという機能でしょうか。

 さてPAINTSTORMのフォーラムに今後の実装予定というかTODOみたいなもの掲載されていました。
ざっくり分かる範囲で訳してみると次みたいな感じです。

・ホットキーの追加(透明度とか角度とか)
・大きなキャンバスでの動作

・多角形投げ縄選択
・dpiとかのプリセットで新規作成
・直線や円のガイド(ガイド=定規的な扱いかと)
・2点、3点透視のパースガイド
・カラーホイールの種類を充実
・マルチタッチ操作
・dab capture(painterでいうところの「描点の取り込み」かな)
・photoshop ABRファイルのインポート
・ブラシセットのインポートエクスポート
・D&Dで開く、最近使ったファイル
・ワークスペースのスケーリングされたボタンにホットキーを追加する?(?)
・色範囲で選択
・ストロークをスナップ(定規的なこと?)
・マスクを適用とマスクのリンクを実装
・ Clone by array along splines. Online drawing in this array.
  (スプラインに沿ってクローンを配列。配列をオンラインで描画? kritaのclone arrayツールみたいなの?)
・追加の色補正ツール
・クローンツール
・切り抜きツール

急いでないもの:
・レイヤーの水平/垂直反転
・ Liquify filter(水彩フィルタのこと?)
・円形のグラデーション
・可視レイヤーを統合
・動的でプロシージャルな毛筆のブラシ
・ベクターツール
・3Dアーティストのために、ガイドや他のツールのZバッファーに沿った描画
・3Dデッサンフィギュア

  個人的にはZバッファー云々はちょっと気になる機能ですね。
  あと複数レイヤーの操作他の方からもやはり要望があがってるみたいです
  個人的にはMac版も気になるところですが、Winである程度開発を進めてから移植、という感じなのでしょうか。
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資料画像表示ソフト「Pureref」のあれこれ



 ※1.90がリリースされた際に、大幅に加筆修正した記事「リファレンス/資料画像表示ソフト「Pureref」の使い方」があります。

 イラストなどの資料を表示するのに特化した画像ビューアことPureref。
 Win/Mac両対応のドネーションウェアで、とても便利に使っています。
 いわゆるWinのMassigraやMacのプレビューと大きく違うのは画像の表示の仕方だと思います。PureRefは1枚1枚の画像をページをめくるように表示するのではなく、大きなキャンバスにペタペタ貼り付けたように表示します。
 そのキャンバス内でなら画像単位で反転や回転、切り抜きなども出来ますので、気になるところだけを切り抜いた並べるなど、さながらPhotoshopのスマートオブジェクト部分だけを抜き出したような機能性を持っています。

 画像ビューアの中ではわりと特異なUI/UX を持っているPureRefは、名前にRefとついているように資料参照の用途に特化しています。
 曰く大量の画像を素早く切り替えて表示すること。好きなような見え方で表示すること。常に見られること。前回作業終了時の環境をすぐに再現できること、です。

  ちなみにクリスタには資料表示用にサブビューというパレットがあります。
 資料を表示したり、色を拾ってこれたりととても便利な機能なのですが、画像に切替が「進む」「戻る」しかないので画像の量が増えてくると切替が面倒になってきます。
 このあたりリストで選べたり順番を入れ替えできたりしないかなと要望を出してみたのですが、わりとおまけ感がある機能なので優先度はかなり低そうです。

 さてPureRefに話は戻りますが、基本的な使い方は他のページに譲るとして、ここでは知っておくとちょっと便利かもというtipsを書こうかなと思います。ようするにいつものあれです。

■画像を一気に敷き詰めたい/並べたい
「ctrl+shift+p」 で全部の画像がoptimizeされます。
 やってることはctrl+a→ctrl+pと同じです。

■並べた画像を一覧したい
 ctrl+aの後にダブルクリック。(ロック中ならロックを解除してから)
 個人的にはホイールでカメラをズームアウトするか、ペンタブの設定でpurerefの時はサイドスイッチに「スクロール/移動」を割り当てるのがいいかなと思います。

■purerefを起動しているとストロークが途切れる時がある
 オートセーブ機能が有効になってると、オートセーブ間隔で一瞬アクティブアプリが切り替わるぽい。これをオフにすると治りました。

■画像の色を拾いたい
 Sキーを押すとカラーピッカーが表示されます。
 表示されたからコードはPhotoshopなどにコピペすればオッケーです。
 ただクリスタの場合は、カラーコードを入力することが出来ないので、クリスタの機能にある「画面の色を拾う」コマンドを使ったほうが良いと思います。
 クリスタも1.64でカラーピッカーが改善されてカラーコードが使えるようになりました。

■黒枠が邪魔
 customizeにあるpresetをglassにすると背景色が透明になります。

■ロックはしたほうがいい?
 正直、好き好きだと思います。
 ロックをしない状態だとスクロール時にスペースバーを押す必要がありますが、よく見る画像を並べるとかクロップ・回転などが手軽にできるので便利、という見方も出来ます。

 最後に画像じゃなくてアナログな本の資料を見るとき便利な書見台で、私が使っているのをペタリを貼っておきます。
 これ厚手の大判のものでもしっかり止まるので重宝しています。

 ではでは。

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いろいろ

■GWのこと

GW如何お過ごしでしたでしょうか。
 私の今年のGWは子供が夜中に高熱を出して病院へ駈け込んだり、そのまま初節句に突入して、今度は親が風邪で倒れる、というドタバタで終わりました。
 Paintstorm Studioのバージョンアップあったりしたので、GW中に配信あたりしようかと思ったのですが、その予定は脆くも崩れ去りました。
  ただ配信はいつかしたいですね。

■OS X 10.10とG13

Mac OS 10.10ことYosemite対応のG13ドライバを使うと、スペースキーがうまく入力されずに困っています。ちなみに「かな」キーを押すとG13さんはスペースキーだと認識するみたいで1個ずれてるみたいです。
 昔、このことに触れていたブログがあった記憶があるのですが、今探しても見つからず。

 追記 ブログじゃなくて公式のフォーラムだったぽい。

 純正のUSキーボードも持ってるので、そっちをつなげば問題なさそうなんですが、bootcampに設定してるwindowsはキーボードレイアウトをするとレジストリを変えたりしないといけないので、そのことを考えると二の足を踏んだり。

■G13

G13はかなり重宝している機械です。
 いわゆるゲーム用の左手キーボードですが、ソフト毎に各ボタンに好きなキーを割り当てることが出来ます。
 これが何がいいかって、ソフトによるショートカットの違いをG13が吸収してくれるんです。 例えばAのソフトだと回転はRキーなのにBのソフトだとCだとします。G13は「回転は10番ボタン」と自分の中で決めて割り当てておけば、ソフトの違いを気にせずとりあえず10番キーを押せばオッケーということに。
 ソフトのショートカットをカスタマイズするという方法もありますが、設定を書き出せないタイプだとソフトのインストールのたびに設定しなくちゃいけなかったり、アップデートで設定ファイルがクリアされたり…というのはわりとある話です。
 お絵描きさんや3Dソフトなどショートカットキーをバリバリ使われる方にオススメな機械です。
 そろそろ後継機種出ないかなぁこれ。


 
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