2016/11/21

手書きの絵にモーションがつけられるiOSアプリ「AUTODESK SKETCHBOOK MOTION」


 APP STOREのバナーで知った「SKETCHBOOK MOTION」というアプリ。
 ちょっと試してみたら楽しかったので紹介です。

 AUTODESKはsketchbookというドローソフトを昔からリリースしていますが、今回は動きをつけることを出来る機能を付加した物です。
 どちらかいえばFLASH的なアプリですね。

 出来ることは大きく分けると三つです。

 特定のレイヤーを「移動./回転モーション」させる。
 特定のレイヤーの画像を「パーティクルとして出現」させる。
 特定のレイヤーの画像のパーティクルを「連続的に複製/拡大」させる。

 それぞれのやり方は丁寧なチュートリアル機能のおかげですぐに使い方が分かります。
 ぶっちゃけ「描いて、機能を選んで、動かし方をなぞるだけ」です。



 レイヤーの移動


 ペンや指でなぞったパスに沿って移動します。
 移動速度や不透明度、スケールは「コントール>詳細」でグラフを使ってイーズすることが出来ます。
 これを使って動き始めと終わりをフェードイン/アウトするような動きも指定できます。


 

 
 移動系ツールは純粋な移動と回転が出来ます。
 回転は起点離れたところに指定するとその周囲を回る公転回転のような動きが出来ます。

 

パーティクル


 レイヤーに描かれた内容をパーティクルとして、エミッターから放出します。
 エミッターはアニメーション動作を選んだその後にペンや指でなぞった線がそれになります。
 放出方向や速度や量などは調節可能です。
 これも移動同様に詳細設定で量などをグラフで設定出来ます。
 またパーティクル単位での動きや回転などの振る舞いも設定出来ます。



「風」を選んだ後に線を描くとその方向に風が吹き、パーティクルが流れていきます。

 拡大


 拡大はパーティクルの亜種と言った方が良いかもしれません。
 レイヤーに描かれた物を指定されたパスに沿って連続的に複製していきます。
 複製する間隔や大きさなどを指定することで、徐々に植物が育つ様子などを作ることが出来ます。
 これも詳細で速度などがグラフで設定出来ます。
 揺れの設定は、ツールを選んだ後に描いたパスに、現在のパスが徐々に変形していきます。
 つまり最初に描いた「拡大」のアニメーションパスをパスAとし、「揺れ」で描いたのをパスBとすると、パスAとパスBの間を行ったり来たり変形を繰り返すのが揺れです。
 


書き出し



画面上部の共有ボタンから。
書き出せる形式はムービー(mp4)形式とGIFアニメ、ステッカー形式。
ステッカーはおそらくiMassageのステッカーだそうです。iMassageはSMSの受信くらいにしか使わないのでよく知らない…。

共通的な機能とTips


 ・ペンツールの種類はペンツールアイコンをタップ。

 ・消しゴムツールの種類は同様にツールアイコンをタップ。現在は二種類のみ。

 ・パーティクルを画面の一部だけに表示したい場合は「境界」で範囲を指定する。逆に除外したい場合は「マスク」で除外範囲を指定する。

 ・既存の画像を読み込みたい場合は、上部のメニューから。カメラロールの画像を読み込める。


最後に


 手軽にさくっとモーショングラフィック出来るのは手軽で良いと思う。
 特にgifアニメが使えるのは良い感じで、ちょっとした説明資料をiA Wrtierで書類を書くことが多い私には使えそうな気がしました。(最近画像の埋め込みにも対応しましたしね)
 反面、まだバージョンが1.1ということもありちょっと機能不足が否めない感じです。
 描画面は他のペイントアプリで描いてそれをレイヤーでインポートするのが賢い使い方かもしれません。
 またレイヤーも親子が出来たり、回転も回転角度の制限とかつけられると楽しそうです。
 このアプリはサブスクリプションモデルらしく、年3000円でプロ版に移行するそうです。今のところ増えるのは保存できるプロジェクト数が増えることみたいです。(もしかしたらツール系も増えるのかしら)
 月3000円ならともかく年3000円、月額換算だと250円。お得な気もしますが、Pro版に移行するかは、今後のしばらくの使い方次第かなと思います。