Windowsのタスクバーをさらに細くする方法

タスクバーの位置は左位置安定の人こんにちは。

Windows10のタスクバーは左位置固定だと、どんなに設定しても不格好に太いです。

こんな感じ

あとアイコン一個分細くならないか、通知トレイのアイコンは一列にならないか、と思いの方向けに、海外掲示板でやり方を見かけたのでシェアする記事です。

設定方法


やり方はとても簡単です。
1. タスクバーの設定変更の定番ツール「7+ Taskbar Tweaker 」をインストールします。

2. インストールが終わったら通知トレイのところから右クリックして、「詳細オプション」を選びます。
上から3番目

3.「no_width_limit」の値を1にします。
カーソルのところを1
4.タスクバーを右クリックして「タスクバーを固定する」を解除し、好きなだけ細くする。

以上です。
これでこんな感じに出来ます。

通知トレイも一列になりました。
これで気持ちよく画面が広くなりました。

ちなみに、再起動後は「7+ Taskbar Tweaker」が起動するまで限界を超えて細くする機能が有効になりません。
なので、起動直後は太いままですが、しばらくすると設定した細さになります。
(SSDやM.2な環境でしたら一瞬だと思います)

デメリット

細くすることでデメリットというか、出来ないことがあります。
それはタスクのアイコンにラベルを表示することです。
標準のときは左右に少し隙間がありましたので、ラベルを表示すると頭数文字が見えました。
たくさんエクスプローラでフォルダを開く場合、この数文字でもどのアイコンがどのフォルダなのか一目で分かったので重宝します。
でもここまで細くするとそれが見えないのがデメリットだと思います。

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[AE] レイヤーのトランスフォームをウェイトで制御するエクスプレッションの公開

AEのレイヤーにWeightを!

タイトルのままなのですが、ターゲットレイヤーのトランスフォームの影響を受けてソースレイヤーのトランスフォームが変化するエクスプレッションのプリセットを公開します。

3Dソフトにあるアニメレイヤーのウェイトを想像して貰えるとわかりやすいかと思います。
つまり、ウェイト値を上げると、ターゲットレイヤーの動きに強く追随します。
下げると逆にソースレイヤー自身の動きになります。

白がソース、赤がターゲット
クリックで再生します

使用方法


ダウンロードしたffxファイルを適当なところに保存します。
おすすめはドキュメントにある「Adobe\After Effects CC 2019\User Presets」の中です。
ここに配置すれば「エフェクト&プリセット」にも表示されて便利です。


  1. transformWeight.ffxをソースレイヤー、つまり影響を受ける方のレイヤーにD&Dしてします。
  2. エフェクトパレットにある「targetLayer」から影響を与える方のレイヤーを選択します。
これでおしまいです。

CC 2019の場合

CC2019を使っている場合は、プロジェクト設定からエクスプレションを「ExtendScript」に切り替えてください。
大事なところ

じゃないと安定して動作しません。
2019からエクスプレッションを含むスクリプト処理がWindowsならV8に切り替わりました。とても早くなったそうなのですが、値の取得のタイミングが違うのか、不安定な動作をします。
出来ればLegacyなExtendScriptに切り替えて使ってください。


実例

運動の分離

白はX軸に直進しつつ、途中で円運動をして、また直進に戻るという動き。
白がソース、赤がターゲット
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パスをポジションのキーフレームに変換して、前後のキーフレームを調節して…ということでも実現しますがそれぞれの動きを分離しておいて、合成すると調節が楽です。
アニメな現場だと後からデータが差し替わることがあるので、プロシージャルな方が助かることがあります。
赤に近づいたところで位置の影響度を100にして、二週したところで影響度を0に戻しています。

螺旋運動



今度はソースレイヤーを円運動させて、ターゲットを中央に固定します。
そして徐々に位置ウェイトを上げていけば螺旋運動をします。
白がソース、赤がターゲット
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illustratorでパスを作って貼り付けて…としないでも簡単にできます。
で螺旋で何をするの? というとよくあるのがパーティクルな処理のときに使います。
ソースをNullレイヤーにして、エクスプレッションでエミッターをつなぐとこんな感じ。

クリックで再生します

3Dレイヤー

3Dレイヤーにも適用出来ます。
これはZ軸がずれた円運動にちょっと浮気して戻る動き。
白がソース、赤がターゲット
クリックで再生します

手ぶれの射影

2Dなアニメでリアルな手ぶれをさっくり作るため、スマホとかで適当でターゲットを撮影して、それをトラッキングするとします。
壁に貼ったマーカー
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トラッキングを焼き付けたNullとかに、そのまま親子付けするとこんな感じになります。
親子付けのまま
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ちょっと動きすぎかな、とか回転とスケールは端が切れちゃうから少なめが良い、というときこのエクスプレッションを挟んで調整します。
transformWeightで抑制させたもの
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他にも、2Dなゲームのアドバタイズムービーだと、キャラの入りと捌けを別々に制御したりにも使いました。

便利に使ってもらえたらうれしいです。

最後に。
最初はしゃべりながら操作説明の動画を撮ろうと思ったのですが、いざやってみると操作しながら説明するのがむずい!
配信者の人たちってすごいよ。ほんと。

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UE4でテキストファイルを読み込む方法

UE4の開発中に頻繁に変更されるテキストファイルを読み込みたいときのメモ。
残念ながらUE4のBPにはテキストファイルを扱う機能がありませんが、以下の方法で読めるようになります。

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クリスタのサブビューの中身を並び替えるツール作りました。

サブビュー入れ替えツール

サブビューをよく使うクリスタユーザーの皆さんこんにちは。
サブビューを長く使っていると、入れ替えたくなりませんか。
資料を表示したり、スポイドで色を拾えたりと便利なツールですが、順番を入れ替えたり、指定のページへ一気に飛んだりする機能がまだありません。
地味に待ってますが、まだありません。
最近追加したファイルと最初の頃追加したファイルを行ったり来たりするのが面倒!ということで、
クリスタのサブビューの設定ファイルを書き換えて、表示順を並び替えるWEBアプリを作りました。

CLIP STUDIO PAINTのサブビューを並び替えるツール

今現在出来るのは並び替えるだけで、削除や追加は出来ません。
後お約束ですが、編集するdefault.psvファイルはバックアップをとってからお使いください。

このWEBツールはお手元のPC内で処理が完結します。
ですので、サブビューの中身がどこかに送信されることはありません。大丈夫です。

動作について

一通りのメジャーどころのブラウザで動くはずです。
ただしiPad版のクリスタでは動かないと思います。
ファイル形式には問題ないのですが、iPadのブラウザからiPadのクリスタの設定ファイルまでたどり着けないのが原因です。

技術的なことを少し

サブビューの定義ファイルはsqliteなファイルです。
このファイルをローカルPCで処理が完結するために、JavaScriptだけでsqliteファイルを読んでSQLで書き換えて書き出しが出来という神ライブラリsql.jsを使っています。
sql.js、なんでもCで描かれたSqliteのコードを、EmscriptenでJavaScriptに変換しているという。そんなこと出来るんだーの世界です。
GUIはReactでサクッと、あとはwebpackとかを使ってます。


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クリスタのサブビューの画像順を(無理矢理)編集する

この記事は2012-07-04に掲載したFC2時代のブログの転載した記事です。

 クリペ正式版ことCLIP STUDIO PAINT PRO(おそらくEXも)にはイラスタからの機能でサブビューというパレットがあります。
 簡単に言えば資料や色を拾いたい画像表示用のパレットの事で、複数枚の画像をストックできて、終了後も保存されるのでいろいろと重宝しています。
 ただイラスタと同じくストックしている画像の順番を入れ替えるなどの編集が出来ないのがちょっと不便でした。
 今回のクリスタは主なデータのやりとりに、SQLite形式というすでにある形式を採用したため、先人たちの便利な編集ツールが使えます。
 ということで編集ツールをつかって無理矢理気味にリストの順番を入れ替えてみようというネタです。

 まずお断りです。
 この記事は編集ツールの都合でWin版を元にして書いています。
 Macは標準でコマンドラインSQLiteツールが入っていたり、SQLite managerでCSVに書き出して取り込んで~とかすれば出来るのですが、別の機会か他の詳しいかたお願い致します。
 あとクリスタ以外のツールを使ってクリスタの設定を書き換えるので、自己責任でお願いします。

 まず用意する物は、pupSQLiteというツールをダウンロードして使用可能な状態にしておきます。

 1.クリスタを終了します。

 2.ドキュメントフォルダ内にあるクリスタの設定フォルダの中から\subview\というフォルダを探して、その中にあるdefault.psvというファイルを見つけます。
  このdefault.psvファイルをpupSQLiteで開きます。

 3.左側のペインのtebles一覧から「subviewimagecategory」をダブルクリックします。

 4.右側のペインに内容がエクセルのような画面が表示されます。
  subviewfilepathという列がサブビューで表示される画像ファイルのパスですね。その次が拡大率、表示位置x,yの情報と並びます。



 5.画像のようにPW_ID列以外を選択して、CTRL+Cを押します。
  これでこの範囲がテキスト形式でクリップボードにコピーされました。
  選択範囲はそのままで次へ進みます。


 6.そのままメモ帳なり適当なテキストエディタを開いて、貼り付けます。
  後は、このテキストを行単位で並び替えます。
  並び替え終わったらこのテキストを選択してコピーします。


 7.pupSQLiteの画面に戻り、ctrl+Vつまり貼り付けをします。
  どうでしょうか。並び変わっていないでしょうか。
  あとはこのままこのpsvファイルを保存してクリスタを起動して並び替えが出来ていれば成功です。

 若干面倒ですが慣れればそうでもないような、気がします。
 リストファイルを個別に保存しておけば、プリセット的に切り替える、と言うことも出来るかもしれませんが、やっぱり公式で編集機能があったら楽ですね。

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クリスタでインク溜まり加筆っぽいアクション

これは2013-05-31に投稿したFC2時代のブログの転載記事です。

clip studio paintのプラグインコンテストの成果物が配布開始になりました。
一番の見所はやはり大賞の加筆プラグインでしょうか。

このプラグインは交点付近にインク溜まりのような塗りつぶしを付加するものです。
で、このプラグイン公開後にツイートで「一種のブラーぽいもの」というのを見まして、
ああなるほど、と。アクションでそれっぽいこと出来るかなと試してみたのが次のもの。

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iPadで長文や小説を書くのに適したテキストエディタ話(2018年版)

今年もやってきましたこのコーナー。
私個人的にipadでガシガシ長文を書くのに適したアプリを紹介するコーナーです。

今年はテキストエディタアプリ界隈もある程度落ち着きを見せたのか、かつてのような勢いのあるリリースはなかったように思います。
ですが、そんな中で個人的におすすめしたいのが一つありました。
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