ラベル Paintstorm の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Paintstorm の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

Paintstorm StudioのiPad版が出ていた。 & ちょっとTips 11/9追記

廉価高性能なペイントツール Paintstorm Studio


 低価格ながら、機能盛りだくさんで、個人的に熱かったPaintstorom Studioというペイントソフト。
 Mac版が出たあたりで開発速度が鈍ってきて、ピタリと更新が止まってしまったあたりで、「一人で作ってるし、大変だよなぁ」とは思いつつ、熱が冷めてきていました。
 ところがiPad Proが発売になったあたりに「iPad版作ってるよ」というアナウンスがあり、へーそれでPC版止まってるのねーとか思っていたら一月くらいで「iOS版出たよ!」とのお知らせメールが届いて少しびっくりです。
 現在ストアで1600円。さくっと買って試してみました。

 2016年11月9日追記
 バージョンが変わって色々追加されたり変更されていたのでちょっと追記しました。

ほぼPC版と同じ漢仕様




 画面はiPad Proで一晩でカカカと頑張ったもの。(スクショ用に使わないパレットも表示しています)
 スクリーンショットといきなり1.50というバージョンからリリースされたのを見るに、ほぼPC版まんまです。

 以下列挙。
 - ファイルフォーマットはPSD、PNG,JPG、BMPで、レイヤー構造を保つならPSD一択です。独自形式はありません。
 - ブラシ形状はABR形式の読み込みに対応です。
 - 画面向きはポートレイト、ランドスケープ両方オッケーです。
 - ペンはApple Pencil対応です。というか一択ぽい。
 - 小さいパレットはパレットのオプション(歯車マーク)で「Normral Scalel on select」が有効になっているもの。操作しようとクリックするとオリジナルサイズになります。
 - 各パレットは自由にスケーリングでき、色も変えられます。
 - お気に入りのツールをひとまとめに出来るカスタムパレット対応です。

 違うのは移動とカスタマイズが可能なタッチ操作用のショートカットボタンが付いていることとキーコンフィグが出来ないこと。
 メニューバーはデフォルトでは表示されませんが、左上に○が3つ並んでいるところをダブルタップすると表示されます。

 あとはほぼPC版です。そのまま過ぎて書くことがないくらいです。

 2016年11月9日追記

 バージョン1.6~1.7でぼかしブラシ設定やワープツール(歪みツール)も追加されています。
 PC版のリリースから大体一週間遅れくらいでiOS版もアップデートするみたいです。

使用雑感


 豊富なブラシと塗ってて楽しいツール類はほぼまんまです。
 PC版を使ったことがる人なら30分も弄ればほぼ把握できます。
 逆に初めての人は、いわゆるProcreateのようにiPadに最適化されたUIではないため、かなりの慣れが要るソフトかなとは思います。
 パレットも小さめなのでタッチで操作するよりペンでパレットを操作することが多くなると思います。つまりPC+液タブな操作感です。
 過去にPC版をそれなりに弄り倒したので、特に抵抗無いのですが、初めての人用に下のほうにtipsを書いておきますので、興味がある方はどうぞ。

 いいところも有れば悪いところもある、というのは万物の習い。
 悪いところの筆頭はファイル入出力が貧弱ということ。
 共有機能にも対応しておらず、外部からファイルをやり取りするにはiTunesを介したファイル共有だけです。他のアプリやdropboxに投げたり、受け取ったり、そういうことは出来ません。
 procreateとか他のアプリにあるギャラリー的なファイル管理機能はありません。ファイルを消すにはiTunesが必要です。ここらへんは今後に期待ポイントです。

 2月9日付けのアップデートでカメラロールとiCloudとの入出力に対応しました。
 iCloud対応ということは、Dropboxやonedriveともやり取りが出来ることになり、これでファイルの取り回しはかなり改善されました。

 iTunes領域に保存されたファイルを削除したい場合は、右下にゴミ箱マークがありますので、ファイルを選択状態でそこをタップすればファイルが削除できます。
 これ、前からありましたっけ…あったなら完全に見落としです。


 UIがたまにバグります。レイヤーオンオフのアイコンが変化しなくなったりとか。これは再起動すれば治りますが地味に痛いです。
 2016年11月9日追記 最近はあまり見なくなりました。

 保存時の例外処理が甘いです。保存時にアプリが落ちると白紙のPSDファイルが出来上がります。(一度泣きました)二つのファイル名を交互に別名保存が保存大事です。

 これも2月9日付けのアップデートでクラウド保存に対応したので、こっちに保存をかければ少なくとも上書き時に失敗してもdropbox側でロールバックできるので改善されるかもです。

2016年2月10日追記

 落ちる原因トップは、レイヤー使いすぎぽいです。
 テストで新規にA4サイズ 300dpiキャンバスを作成し、目一杯埋まっているレイヤー30枚くらいあるのを保存すると落ち出しました。
 どのレイヤーも隙間なく書いてあるなんていうのは普段使いではそう無いので普段使いならもっといけそうです。(Undoバッファとかどうなんだろ)

 日本語レイヤー名に対応していません。「????」になります。多分フォントのせいっぽいです。

 細かいところを言い出せば切りがありませんが、大きなと思うのはこれくらいかな。
 日本語レイヤー名が駄目なのは日本語Photoshopとファイルをやり取りするときレイヤー名が化けるので辛いと思います。新規レイヤー名が「レイヤー」ですからね。

 ブラッシュアップに期待です。

2016年11月9日追記

 1.7あたりで保存処理の修正をしたそうです。
 効果のほどはまだちょっと分かりません。

 FAQ的なTIPS

ツール機能な多くはPC版の過去記事や他に詳しく解説されてる方の記事があるので、そちらを参照して下さい。

<UI、ツール、操作>

・メニューが表示されない。

 画面左上の「○○○」をクリック。

・ショートカットボタン(左下にある丸いツールボタン)の位置や大きさを変えたい

 片方の指をボタンに乗った状態で二本指ドラッグで移動します。ピンチでボタンの大きさを変えられます。
 
・ショートカットボタン(左下にある丸いツールボタン)をカスタマイズしたい

 メニューバーを表示して「file>Define Buttons」を選びます。
 

 Enableをオンで画面にボタンが表示されます。
 Ignore TABはHide Panelsの押しても消えないで残すかどうか。


・Eraser toolとToggle Eraserの違い

 Toolのほうはまんま消しゴムツールへの切替。
 Toggleのほうは、ツールオプションに中にあるEraser modeのオンオフ切替。クリスタとかでいうところの透明色ブラシのこと。
 これがオン状態だとそのブラシセットは消しゴムブラシセットと見なされます。
 Toolのほうは直前の消しゴムブラシセットへ切り替えるため、ブラシサイズが描画用とは別になるメリット?があります。

・手ぶれ補正は?

 ツールオプションのStabilizerがそれ。
 100にするとよほど大きいストロークじゃないと描画されなくなるので注意です。
 Ropeというは、lazyMouse的な動作です。

・クリスタでいう参照レイヤー的なものってないの?

 参照レイヤー(リファレンスレイヤー)的な機能はあります。




 レイヤーパレットの左から2列目、可視アイコンの隣の「レ」マークが入ったレイヤーは参照レイヤーとなります。
 次に「Selection>Use Reference Layer」をオンにすると例えば選択ツール時に参照レイヤーの見て判断されます。
 マジックワンドツールの場合、右上に「Ref.Layer(参照レイヤー)」と「All Layer(すべてのレイヤー)」を選べると思います。

・クリップピング、透明保護、マスクは?

 


 レイヤーパレットにあるボタンの意味です。
「New Layer」とかはわかるとして、「Collapse Two Layer」が下のレイヤーと結合、「Preserve layer opacity」は透明保護、「Toggole cliopping mask」が下のレイヤーにクリッピングです。

・オススメのボタンは?

 あると便利かなというのは、「Hide Pannels」と「Brush tool/Eraser Tool」「Brush resize by drag tool」かな。
 あとはほんとお好みだと思う。


2016年2月9日追記
・ファイルを楽にやり取りするには

 初期バージョンだったらiTunesのWiFi同期を使って、iTunes経由でやり取りするのが楽でしたが、今はクラウド経由が一番楽でしょう。

・dropboxとかから読み込んだり、保存したりするには?

 openやsave時にiCloudを選んで、「場所」のあたりをタップして下さい。
 サービスの切替が出来ます。


2016年2月10日追記

・台形とかの自由変形は?

ボタンに「ctrl」というのがあるので、それを追加表示し、free transform時にctrlボタンを押しっぱなしでバウンディングボックス四隅の四角をドラッグします。
しかし、ほんとまんまPCな操作ですね。

・レイヤーの描画範囲を選択範囲に変換するには?

上のctrlボタンを押したまま、レイヤーパレットのレイヤーをクリックします。
しかし。ほんとまんまPC(ry


・ペン軸の回転は?

PC版にあり平筆を使うとき便利だった「Pen rotation」は無いようです。
多分ペンが対応してないからでしょうね。

自分は代わりにPen directionをAngleに割り当てて使っています。
ペンを立てるブラシが水平に、ペンを寝かせると垂直になります。

・直線ツールは?

 2点間をShiftキー押して…ではなく、Straight toolというボタンを押しながら二点間をクリックします。

2016年11月9日追記

・複数レイヤーの選択は?

 「ctrl」ボタンを表示して(デフォルトでは非表示)、押しながらレイヤーをタップ。
 ただしPhotoshopみたいに複数選択したレイヤーをフォルダアイコンにD&Dしてもフォルダが作成されたりしないので、そこはフォルダ作成後に移動する形になります。

<オプション>



・ブラシカーソルを出したい

 メニューバーを表示して「File>Opstions>Show brush cursor」をオンにします。

・ブラシサイズ変更が早過ぎる
 
メニューバーを表示して「File>Opstions>Brush resize speed」を下げます。

・キャンバスズームがピーキー過ぎる

メニューバーを表示して「File>Opstions>Zoom speed」を下げます。

<困った編>

・急に落ちる

 保存時に落ちてるのかも。オートセーブを切ってみてレイヤー数を減らしてみる。
 あとは作者に不具合報告のメール/フォームに書く。個人開発で日本語はわからないぽいので、レビュー欄に書いてもわからないと思う。

 追記
 オートセーブをオンにしていると、保存時に落ちた時でも直近の状態が残っているので保険として入れておくのはあり。オートセーブ時で落ちるということはPSD保存より少ないぽい。

2016年11月9日

 最近ちょっと改善された模様。

・ブラシツールに切り替わらない

 直前に使用していた描画系ツールでEraserModeがオンになっていないかチェック。
 ブラシツールボタンは「直前の描画系ツールに切替」なので、直前の描画ツールが消しゴムモード担っていると戻らない。

・カスタムツールパレットの作り方

 まず「view」でカスタムパレット(custom1から3までのいずれか)を開き、スパナとドライバーのアイコンをオンにします。
 次にブラシパレットツールからお好みのブラシをカスタムツールパレットにD&Dします。
 スパナアイコンをオフにすればおしまいです。

  追記
 カスタムパレットには、ツール以外にもパラメータとか、メニュー項目も追加出来ます。
 (UIカラー変えちゃっているので見た目あれですがPaintstormです)



・リファレンスパレットの使い方

 リファレンスパレットは、他のタブで開いている画像を表示できる資料表示用のパレットです。
 表示した画像を開いて、そのタブ名を選べばおしまいです。
 クリスタのサブビューパレットのように色が拾えたりするわけではなく、他のアプリから共有で持ってこれるわけでもないので、資料はコピペしてレイヤーに貼り付けたほうが便利かもしれません。

・レイヤー名を変えたい

 レイヤー名を変えるには、レイヤーパレットの名前のところをダブルタップなのですが、ちょっと渋い感じです。
 少しゆっくり目に、左右に軽くフリックするようなつもりでやると成功率が高い気がします。

2016年2月10日追加

・一時的に全体を見たい

fast previewというボタンを追加すると、押してる間だけ全体表示になります。
いわゆる俯瞰ツールです。
ナビゲータじゃ小さい、という人向け。

・ブラシサイズがドラッグだと辛い

Brush Size+/Bush Size-ボタンを追加して、OptionsにあるBrush resize speedを下げてみるといいかも。

・ブラシサイズプリセット的なものが欲しい

 私も欲しいw
 とりあえず「ブラシサイズはツールごとに記憶される」ぽいので、サイズが決まっていて欲しいペン系ツールをサイズ別に複製してしのいでいます。
 


2016年11月9日追記

・ブラシが重い

stabilizerの値が高くないかチェック。

・線の描き始めから太くならない

クリスタでいうところの「入り抜き」がオンみたいになっている場合は、stabilizerの値を下げてみて下さい。stabilizerはペン先の位置や状態を過去数ステップの平均を取るような処理をしているようなのですが、これに筆圧も含まれてしまっている様子。

まとめ


 一晩頑張って使ってみた感じ、実戦で使うならもう少しブラッシュアップが欲しい感じ。特にファイル周りが弱く危なっかしいのでパイプラインの構築が難しい。
 遊びなら十分過ぎる高機能。
 ただ快適さというか、iPadらしさなら、procreateやibisPaint、メディバン、kakooyo!他のアプリのほうがあります。かなりPCライクなアプリです。

 実は「今のところiPadのお絵描き環境」みたいな投稿を書こうかなと思っていた矢先なので、ちょっと計画練り直しです。

お知らせ 


この記事はレバテッククリエイター様の以下のページにて取り上げて頂きました。

 iPadユーザーにおすすめのドローソフトは?気になるレビューまとめ

 他にもクリエイター系に気になるツールの情報やノウハウが掲載されていますので、気になる方はチェックされてみては如何でしょうか。



この記事の続きを読む

PAINTSTORM STUDIOがアップデート。Mac版が出てた。


 個人的に気にしているPAINTSTORM STUDIOにMac版が出ました。
 自分のお絵描きメイン環境はMacなので嬉しいニュースです。

インストール 


早速ダウンロードしてMac版をインストール。
 インストールはアプリケーションフォルダにコピーするタイプではなく、インストーラ付きです。
 インストールは英語版でやりました。日本語版に不満があるわけではないのですが、最初に英語版で慣れてしまっただけ、という惰性です。英単語を記号として覚えちゃってるんです。

 起動するとアクティベーションのダイアログが表示されます。
 以前はハードウェアIDを送ってコードを貰うタイプだったと思うのですが、メアドだけで通るようになったようです。
 2ライセンス版を買った時のIDを入れると無事製品版になりました。

ファーストルック


 Mac版のPAINTSTORMはウィンドウ内にメニューが有るというちょっと独特なUIです。Windows版も標準のGUIではない独自にメニューバーでしたので、UIフレームワークまるごと移植したのかもしれません。
 ちなみにデフォルトだと、メニューバーにはアプリ名があるだけでほぼ機能しておらず、さらにウィンドウのタイトルバー があるので2ライン分縦が狭くなってしまいます。
 もったいないと思う場合は、ウィンドウ内のメニューバー部分をダブルクリックするとフルスクリーン相当になり、2ライン分の無駄がなくなります。

 ブラシの操作感などはWindows版と変わりません。
 その他の機能は、今回のバージョンアップがほぼMac版対応のみであとは細かなバグフィックスだけなので大きな変更はないようです。
 ちょっとピーキーなUI操作もそのままです。ここはクリスタのようなUIロックなどみたいな誤爆操作への改善を期待したいです。

軽くまとめ


軽く一枚書いてみたりしましたが、ブラシの感じはいい感じです。
 まだまだ荒削りなところがあり、メジャーどころのペイントツールに比べると足りないところは多いですが、実装予定機能を見るとSAIやクリスタに近い方向性を持っているようなので、引き続き注目していきたいと思うソフトです。
この記事の続きを読む

PAINTSTORM STUDIOの今後の実装予定とか

 PAINTSTORM STUDIO 1.31がリリースされました。
 今回の目玉はミラーツールでしょうか。
 クリスタでいうところの「対象定規」ですね。
 既存ツールから珍しい点は中心に行くに従ってブラシサイズが小さくなるという機能でしょうか。

 さてPAINTSTORMのフォーラムに今後の実装予定というかTODOみたいなもの掲載されていました。
ざっくり分かる範囲で訳してみると次みたいな感じです。

・ホットキーの追加(透明度とか角度とか)
・大きなキャンバスでの動作

・多角形投げ縄選択
・dpiとかのプリセットで新規作成
・直線や円のガイド(ガイド=定規的な扱いかと)
・2点、3点透視のパースガイド
・カラーホイールの種類を充実
・マルチタッチ操作
・dab capture(painterでいうところの「描点の取り込み」かな)
・photoshop ABRファイルのインポート
・ブラシセットのインポートエクスポート
・D&Dで開く、最近使ったファイル
・ワークスペースのスケーリングされたボタンにホットキーを追加する?(?)
・色範囲で選択
・ストロークをスナップ(定規的なこと?)
・マスクを適用とマスクのリンクを実装
・ Clone by array along splines. Online drawing in this array.
  (スプラインに沿ってクローンを配列。配列をオンラインで描画? kritaのclone arrayツールみたいなの?)
・追加の色補正ツール
・クローンツール
・切り抜きツール

急いでないもの:
・レイヤーの水平/垂直反転
・ Liquify filter(水彩フィルタのこと?)
・円形のグラデーション
・可視レイヤーを統合
・動的でプロシージャルな毛筆のブラシ
・ベクターツール
・3Dアーティストのために、ガイドや他のツールのZバッファーに沿った描画
・3Dデッサンフィギュア

  個人的にはZバッファー云々はちょっと気になる機能ですね。
  あと複数レイヤーの操作他の方からもやはり要望があがってるみたいです
  個人的にはMac版も気になるところですが、Winである程度開発を進めてから移植、という感じなのでしょうか。
この記事の続きを読む

Paintstorm Studioでブラシ先を追加する abrから引っ越し編

 Paintstorm Studio、略すと何になるんでしょうか。ペンスト?
  さてさて、先日の記事でブラシ先を追加しましたが今回はそのオマケ、PhotoshopのABRファイルをインポートする方法になります。
 と、いっても話の大半はabrを展開する話になるので、クリスタやその他のツールでも使える話だと思います。

 ▪️abrの展開


 Paintstorm Studioは、abrファイルを直接読み込めないのでabrファイルをPNGに書き出す必要性があります。
 そこで話題になるのがabrMATEというツールです。
 このツールを使うとabrの書き出しや変換を一気に処理してくれます。
 ただ、このツールは透過付きのPNG画像として書き出してしまうので、Paintstorm Studioでは使えません。別のツールで背景を付ければ問題ないのですがちょっと面倒です。
  そこで登場するのがXnview MPです。
 
 ちなみにクリスタなどで使う場合は、abrMATEがオススメです。
  あと、お約束ですが、ネットでダウンロードしたブラシファイルの場合は規約等には気を配りましょう。
 

■Xnview MPで 変換する


 XnView MPは日本語UIを前提に進めます。多分、自動検出で勝手に日本語UIになっていると思います。
 XnView MPでabrファイルを選択した後に、右クリックから「一括変換」を選びます 。
 変換メニューが表示されますので、まず出力タブで出力設定を行います。

 ・出力フォルダはお好みで
 ・形式はPNGで
 ・マルチページは「マルチページファイルからすべてのファイルを変換」
 ・ファイル名は以下のようにします。
{Filename}####
  これは複数の画像が入ったabrファイルはマルチページファイルとして認識されるのですが、書き出し時にファイル名に連番を付記しないとそれらが各ページがひとつのファイルに上書きしてしまうからです。

 次に動作タブへ移動します。
 そのまま出力するとXnView MPは、黒い背景に白いブラシ模様で書き出されます。
 前記事のようにPaintstorm Studioは白背景に黒模様なので反転する必要があります。

 ・「動作を追加」から「マップ>ネガポジ反転」を選択肢ます。

 以上で準備オッケーです。
 あまりに大きなブラシ素材だとストロークが重くなる可能性もあるので、その場合は動作の追加からリサイズ等を入れて適度に縮めるといいと思います。
 さて、変換ボタンを押して書き出します。
 書き出されたファイルをBrformsフォルダに適当なフォルダを作って入れれば完了です。


 ■最後に


 ブラシ素材の登録という作業などは必要なく、Paintstorm Studioの場合はざっくりPNGファイルを流し込むだけでオッケーですので楽だと思います。
 ただ大量に入れると起動時が遅くなる可能性もありますので、そのあたりは塩梅でしょう。

 ではでは、このくらいで。
この記事の続きを読む

Paintstorm Studioが1.27がアップデート

  起動時の通知がご存知の方の多いと思いますが、Paintstorm Studioが1.27にアップデートされたみたいです。
 前のバージョンから10日程度でのアップデートとなっております。

 さてさてアップデート内容をさらりと意訳気味に。ちなみに()内は自分の注釈。

1) 素早いブラシサイズ変更ツール(ドラッグで変更するアレ)デフォルトはalt+shift。
2) カーソル表示/非表示の設定の追加。
3) ナビゲータパネルに次を追加。
 ・回転リセット。デフォルトはshift+home
 ・100%表示(等倍)を追加。デフォルトはhome。
4) ”Pixelate on zoom in(ズームイン時にピクセルをぼかす)”をオプションに追加。
 (アンチエイリアスのかかり具合調整ぽい)
5) ナビゲーションパネルのスケールスライダーが100%(1.00)にスナップするのを追加
6) ミキサーパネル(色混ぜするパレット)で落ちるのを修正
7) 回転時の中心点を表示するように
8) より精密なカーソル
9)  右クリックをホットキーで割り当てできるように(例えばスポイドとか)
10) 非毛筆なのブラシでブレンディング(混色?)が正しくなかったのを修正
11) 一般的でないデュアルモニター配置でwacomペンがずれる件を修正

 こんな感じでしょうか。
 大きな不具合は出てないみたいなので、ざっくりアップデートしても大丈夫かなと思います。
 ではではこんなところで。
この記事の続きを読む

Paintstorm Studioでブラシ先を追加してみる


Paintstorm Studioのリソースデータは
%USERPROFILE%\Documents\Paintstorm Studio
にあります。
documentsフォルダはusers以下に決め打ちぽいのでマイドキュメントフォルダを移動している人は注意です。

 その中にある Brforms というのがブラシ先(formと言うらしい)の保存場所らしく、ここにPNG画像を追加することでブラシ先を追加・管理できます。

■フォーム選択

フォームの選択はブラシ設定の上部にある「custom form」に セットして、その右にあるプレニューぽいところをクリックすると表示されます。




 フォームには単一のsingle formと、グループのset of formがあり、set of formを選んで「ok(set of form)」すると、ブラシ先に複数のformが割り当てられます。
  割り当てが終わるとfeatureだったスライダーがset of formに変わります。スライダーを動かしてみるとフォームが切り替わるのがストロークプレビューで見て取れます。
 クリスタみたいにランダムに散らしたい、という場合は、スライダ脇の影響元の■を開いて、「RANDOM」をオンにして、ブラシ設定のscatterを有効にすれば散らしブラシが出来ます。

 影響元でRANDOMのところでストロークごとか、粒ごとにランダムにするか、transitionのところでセット内を順番に使うか、ストロークスピードで変化するかなど色々設定できます。
 このあたりは公式の動画が参考になると思います。


■リソースを覗いてみる・いじってみる


 さて、フォームのリソースを見てみると、cloudyなどのサブフォルダが並んでいます。
 これは フォーム選択ウィンドウのフォルダと連動していそうです。

 ということで、ここに「custom」というフォルダを作って、他のフォルダのpng画像をコピーして、Paintstorm Studioを再起動してみました。
 

  無事追加されました。
 ということは、ブラシ先はここを弄ればオッケーみたいです。
brformsフォルダの中のPNG画像がブラシ先フォームのsingle formに反映される。

 ■いろんな画像を入れて試してみる

  反映されるのはわかったので、次はどんな画像を受け付けるか試してみます。
 プリセットで入ってる画像は128x128のpng画像です。

 これを違うサイズ、例えば200x200のPNG画像を入れてみます。
 入れてみた画像はこれ。なんかよくわからない感じの画像ですみません。
 で結果がこれ。
なんか駄目みたいです。プリセットをよく見ると、どうやら透過情報を持たないようなので、背景を追加してみます。
無事反映されました。

 それじゃ、色付きはどうだろうと、虹色に色づけした画像を入れてみたのが、これ。


  どうも色は反映しないみたいです。ストロークにも反映されませんでした。
  ちなみにpsd画像を放り込んでみましたが、こちらも駄目でした。
  

■ざっくりまとめると

  •  brformsフォルダの中のPNG画像がブラシ先フォームのsingle formに反映される。
  •  from素材画像はPNGで透過なしの画像なら解像度は自由

 そんな感じみたいです。

 form周りはscatterと絡んでくると色々広がりそうな話なのですが、今日はこれくらいで。
あと 昨日の記事にtipsを幾つか追加しましたので、よろしかったらどうぞです。
 
この記事の続きを読む

Paintstorm Studioが個人的に熱い (tips 5/1更新)

 嘘と真が飛び交う4/1ですが、至って平常運転です。
  3D人さんのページで紹介されていたPAINTSTORM STUDIOというペイントソフトが個人的にヒットしましたので記事を書いてみたいと思います。

 ■Paintstorm Studioって

 

  まずこのツールができることは3D人さんの紹介ページを見てもらうのが早いかと思います。
 今年の2月27日にファーストバージョンが出た新しいソフトです。
 基本機能はSAIやクリスタと同じように
・キャンバスの反転表示機能
・クリスタにある類似色パレット、SAIにある混色スクラッチパッド
・クリスタにある資料画像参照機能(ただちょっと癖あり)
・コミスタやPhotoshopのような好きなツールだけを集めておけるカスタムパレット
・クリスタのようなと別のレイヤーを参照して塗りつぶしが出来る参照レイヤー機能
・クリスタのような閉じてない領域を補完しての塗りつぶし機能
・レイヤーのクリッピング、グルーピング、マスク
・グラデーション描画機能
・アートペンなど回転対応のペンなら、ペンの回転に合わせてカーソルが変化
・レイヤー合成モードはPhotoshop準拠ぽい。カラー合成モードもあります
・ファイル形式は独自形式はまだなくPSDでのやりとりが基本ぽい
・色相・明度・彩度・カラーバランス・自由変形ツールあり

 というような機能を持っています。
  これで64bit対応で19ドルとは太っ腹だと思います。

■書味は良好

 

 補正の感じも癖はなく、レスポンスも良好だと思います。
水彩の挙動はSAIに近いかなぁ。クリスタで起きる1ストローク中に線が重なった時に起きるムラのようなことも私が触る感じでは起きません。

■64bitは多分必須 

 

メモリ周りは最適化がまだなのか結構派手に使うようで64bit OSは必須な印象です。 
64bit版しかありませんでした。


■カスタマイズは豊富

 全体のUIはフローティングとドッキングが選べます。が、ドッキングだと各パレットの高さ均等割になるみたいでちょっと使い勝手は悪いです。
 すべてのパレットは大きさを拡縮出来て半透明やタブキーで消えるかどうか設定できます。
 カーソルが上に来ると透明がキャンセルする機能があり、普段はグッと透明に近づけておいてキャンバス全体が見えるようにしておいて、操作するときだけちゃんと見えるようにする、というのも出来ます。

 オプションのところにgobal scaleというのがあるのでここを調節することでパレットを一気に拡縮することが出来ます。
 解像度が小さかったり逆に高すぎる機種には便利な機能だと思います。



■基本操作は他とほぼ一緒

 

 消しゴムツールはeキー、ブラシはbキーで切り替えます。
 ただショートカットは自由に変更できますので手に馴染んだものに変えるといいかと思います。
 今のところツールシフトのような機能はないので、押しっぱなしの時だけ切り替わることはないので、都度ツールをキーを押して戻す必要があります。

■gprahエディタで出来る豊富なブラシの硬さ設定

 


  ブラシの硬さはブラシ設定のところのペン先プレビューのようなところをクリックします。




すると、Graphエディタ開きます。
 Graphエディタは左側のY軸が中央の濃さ、右に行くに従って外周部の濃さになりますので、こんな感じのカーブを選ぶと、

  こんな感じにブラシ先が柔らかくなります。



カーブを変えることでこんなブラシ先も作れます。

■パースペクティブにパラメータのバインド?

 

面白い機能として、機能説明の中に「パースペクティブにパラメータのバインド」というのがあります。
 これは何のことかというと、パースガイドに沿って、ブラシのパラメータを変化させることが出来るというものです。

例えばこんな感じのパースガイドを設定します。
ブラシサイズの右側にある影響元のところをクリックすると、こういうプロパティが開きますので、一番下の「link to guides」をオンにします。
この「link to guides」は、透明度や色変化などほとんどのパラメータにあります。




 この状態で木のパターンブラシをズイと手前から奥へ書きます。
するとこんな感じに勝手にパースガイドに従ってパターンブラシ小さくなります。
 この変化の仕方はGraphエディタで細かく調節できます。
ここではサイズですが、透明度だったり色も設定可能です。


 

 ■自然物に強そうなパターンブラシ設定


 ブラシの設定は、点/ストローク毎に色相・彩度・明るさを少しずらした色にすることや、奥に従ってグラデーションにするということも出来たりとかなりカスタマイズ性が高いです。
 dirty modeという下地になる色でブラシが汚れるモードもあります。
 青いブラシで赤いところを塗ると次のストロークには赤が混じる、みたいな感じです。
 fキーを押すとメインカラーの色にリセットされます。

■プラットフォーム

 

百聞はなんとか、といいますので興味がある方は体験版を触ってみるといいかと思います。
 キャンバス表示にGPUを使うので古いオンボードだと厳しいみたいです。
 古いカードの場合向けに「options>bilinear tex.」というオプションがあるのでこれで改善するかもしれません。
 尚、現在Paintstorm Studioはwin版のみで、Mac版はcoming soonとのことです。
 私はWinでもMacでも使いたいのと、この手のソフトは後になるとジリジリと値が上がることが多いので2ライセンス版(29ドル)を買いました。
 1個はwin用で残りはMacに宛がうつもりです。
 一応、ハードウェアIDを送ってキーを発行してもらう時に「ライセンスの1個は将来のMac用にとっておきたいんだけど」と言ってみたら「ok,no problem!」と返事がきましたので、Mac版がリリースされたら、残しておいた1ライセンス分のハードウェアIDを送れば多分大丈夫でしょう。(たぶん…)

■不安な点も

 

さてさて、起動も早く、カスタマイズ製も高く、ストロークもいい感じで、今なら1ライセンス19ドルといいコト尽くしのようですが、出来たばかりのソフトなのでまだ足りないところはあります。
  例えばツールシフトやファイルのD&Dに対応してなかったり、acoスウォッチファイルが読めなかったり、ツール単位でショートカットが割り当てできなかったり、複数レイヤーを選択できなかったり、基本図形が描けなかったり、PNG画像を開いた時の挙動がなんか怪しかったりとアラを探せばたくさんあります。
 おまけに少しバグいところもあります。特にブラシカスタマイズ中に固まることがあり、安定性は今後のアップデートに期待したいところです。
 それでも、なかなかいいツールが出てきたなぁと久しぶりに楽しみにしています。

 4月4日追記
 ツール単位でショートカット割り当て出来たよ。ごめんなさい。

■まとめ的な

コミック的な機能はまったくないのでそれらを使っているクリスタユーザーさんは難しいかもしれませんが、安定してきたらSAIからの移行にはちょっと考えてもいいかもしれないツールかなと思います。

 ■最後に微妙なtips

 使っていて思ったことなどなど。
 あとバージョン1.26時点での内容になります。 
  1.30以降に追記したところは日本語UIでの説明になります。

  混色が他のレイヤーの色に引っ張られる

Color amountの「Take underlayer color」のチェックを外します。
Color amount=色の量、インク濃度かな。小さいほど既存の色とよく混ざります。

 色延びは?
Extendtion がそれ。

拾った色と塗り色が違う(微妙に暗い)
Feature(形質?)がオンになっているブラシだと、インクの盛り上がりかブラシの毛羽のようなものの陰影がつくため微妙に暗くなる。
上がFeatureオン、で下がオフ。

4月4日追記
 villus diffでこの陰影感を変わるみたい。
 (villusって生物の絨毛って意味らしいけど、毛羽的なニュアンスでいいのかしらん)

透明色は?
ツールオプション上のほうに「Eraser」というボタンがあるので、それをオンにするとそのブラシ設定で消しゴム挙動になります。ショートカットはまだないみたい。

SAIみたいな軽い筆圧だとぼかしになるブラシは?
Color amountのPen Puressureカーブをこんな感じにします。
この場合は、50%を切るとぼかし挙動。Take Under~はお好みで。



ブラシが重い
spacing(間隔)を1とか2にしてみます。デフォルトは0みたいです。
ちなみにFixationは、ブラシサイズに依存して間隔を変更するかしないかみたいです。

クリスタの入り抜き補正みたいなのは?
影響元のPost correctionがそれ。詳しくは公式の動画をみたほうがよさげ。

最小ブラシサイズや透明度を決めるには?
各スライダーのオレンジ色が有効範囲なので、これを動かして調節します。
左端でカーソルが←→ みたいになったら範囲スライダが動きます。

ストロークグラデーションに透明度を入れるには?
最初の二つのプリセット以外を選んで、グラデーション下の矢印をアクティブにしてopacityを変更。最初の二つは「メインカラーとサブカラー」「メインカラーから透明へ」みたいです。

レイヤーを塗りつぶしたい
「塗りつぶし」alt+backspaceキーがそれ。
透明ロックが有効なので、下絵レイヤーの色を変えたいときは併用すると楽。

拡大するとキャンバスがボケる
「ズームイン時のピクセレート効果」の値を上げるとシャープになります。

qキーって何?
タブレットのマップ切り替えをします。
デュアルモニターで1画面だけにタブレットを割り当ててる場合、qキーを押すと全画面をマッピングしたり、アプリ画面だけマッピングしたり切り替えが出来ます。

ツール単位でキーを割り当てる
2015年4月4日追記 出来ないとか書いててごめんなさい。出来ました。

 ツールパレットでツールを選んで、ツールパレットの右下にある画像のボタンをクリックしてから割り当てたいキーを押す、でオッケー。


鳥瞰モード
fast previewというモードで一時的に全体を表示します。
デフォルトだとshift+Space。

リソースの場所
PaintStorm Studioのブラシパターンやテキスチャなどのリソースデータは家の環境だと
%USERPROFILE%\Documents\Paintstorm Studio
 にありました。
ドキュメントフォルダ ではなく、documentsというフォルダが別途作られていました。(フォルダ名決め打ち?)
 自分のところだとドキュメントフォルダを移動していたからかも。ただし、決め打ちは変わらないので、自分みたいにSSD併用のためにマイドキュメントを移動している人は探してみてください。

カーソルカスタマイズ
このソフトはまだカーソルのカスタマイズはまだ出来ません。デフォルトでは、ブラシサイズの円に右下から左上への矢印がついたカーソルです。
 ですが、自分は左利きなので、カーソルが逆向きのほうがしっくりきます。
 インストール先を見てみるとcursorというフォルダに各状態のカーソルファイルが格納されているので、描画カーソルを「RealWorld Cursor Editor」を使ってくいっと反転させました。
 反転した際はカーソルデータの当たり判定の位置調整も忘れずに。

この記事の続きを読む